日本政策金融公庫の審査期間は、おおよそ2週間から3週間になります。創業時は何かと忙しいので融資に掛かる審査期間をおさえて融資の申込みを考えている方もいらっしゃると思いますので審査に時間がかかる場合と融資実行までの流れを以下に説明します。
融資が実行されるまでの流れは以下のようになります。
1.事前相談
2.申し込み
3.面談
4.結果通知
5.融資実行
融資の申込みの際には最寄りの日本政策金融公庫に電話または窓口にて事前相談をします。
窓口に行く場合は、御自分の中でわからないことや不安に思っていることを相談することができます。
面談に備えて慣れておくためにも窓口に行かれる方が良いかもしれません。
申込書は、窓口で受け取ることもできますし、日本政策金融公庫のホームページにてダウンロードすることもできます。
窓口で受け取るかダウンロードした申込書と必要書類を提出しましょう。
書類が届くと1週間くらいで担当者から面談の連絡があります。
指定された面談日に日本政策金融公庫の担当者と面談をします。
面談は30分から1時間くらいになります。
面談後、しばらくすると融資の担当者から審査結果の連絡があります。連絡方法は電話と郵送になります。
審査に通った場合は日本政策金融公庫から郵送される書類に必要事項を記入し送付すれば融資が実行されます。
なお、審査が通らなかった場合でも連絡があります。
一般企業と同様に日本政策金融公庫も繁忙期のような忙しい時期がありますそのような時期に融資の申込みをした場合には、審査に時間がかかる可能性が高いです。
飲食業、建設業、製造業などのように一般的な業種であれば審査担当者も、その審査になれているので判断にも、それほど時間を要せずに審査できるのですが担当者が把握するのが難しいビジネスモデルの場合にはそのモデルの理解から始まりますので、それなりに時間がかかるようです。
御自身が難しいと思うビジネスモデルで起業を考えているようであれば、担当者が理解しやすい書類を作成することが大切になります。
提出した書類が御自身では理解して作成したものであっても審査担当者に通じなければ書類を作成したことが無駄になってしまします。書類の必要事項をもらしたり数字の桁数を間違えて提出した場合には担当者が連絡を取って不備の確認、修正をしなければなりません。そんなことがあれば当然に時間がかかってしまいます。
日本政策金融公庫の場合の審査機関は担当者との面談が終了してから、おおよそ2週間から3週間が目安になります。
資金調達をお考えの方は、これらの流れと期間を踏まえて創業融資の申込みをしましょう。